マンションのオプションにあるバルコニーのウッドデッキやタイル貼り。
美しい外観にひかれますが、コストはバカにならない。
ウッドデッキで30万、タイルでも20万なんてざら。もちろん面積によりますが。
自分でやれば気になりませんか?
実際にやってみた感想をまとめてみたので参考にしてください。
いくつか方法が考えられるが、ウッドデッキはハードルが高そうなので、タイル張りを考えてみる。
マンションオプションのメーカーとは異なるが、パネル式で素人でも簡単に施工することができる。
自分で施工するメリットは以下の2点
①コストが安い⇒半額以下(うちでは23万だったものが⇒10万切る 広さによります)
②デザインが自在(オプションにもよるでしょうが、大半が同一色で同じタイルを並べるだけ)
デメリット
①自分でやらないといけない
②うまくいくかが未知数(仕上がり)
③新築の場合は、入居時に完成していない(入居前に自分でやれば解決 カーテンと同じですね)
お金はかけたくないけど、自分でやるのはちょっと、、、という方は、他に施工会社を選択する方法があります。
私は入居後しばらくたった後に自分で施工しました。
入居後の方がゆっくりできますしね。
コストは最小限、しかも自分で楽しくやってみようという方は参考にしてください。
うちで施工した例(TOTO BASEAバーセア)
バルコニータイルのコストについて
コストについて考えてみる。
マンションオプションの場合
(マンション会社、規模、バルコニー広さによって異なります。参考までに)
タイル 23万
ウッドデッキ 30万
自分で施工するなら、施工が比較的簡単なパネル式のタイルがおすすめ。
候補となるタイルは、以下の3社が候補になる
いずれにしてもオプションで頼むと高くなりそうだが、
①専門家による施工で確か
②何より安心
この2点をお金で買えるなら安いと思われる方なら、オプションや施工会社に頼むのがいいだろう
タイルを購入する前に(イメージ編)
タイルを購入する前にイメージが大切です。
マンションの図面があれば、おおよその枚数と予算は決定できます。
実際に計測して枚数を決めましょう
どのメーカーの商品も約30cm角の正方形です。
私が実際に行った方法を元に説明しますので、参考にしてください。
①まず実測(メジャーで測定) 面積を出してしまいます
例えば600cm×150cm=90000cm2
②900cm2 (30cm×30cm)で割ってやると100枚
ざっくり枚数が算出されます。
タイルが1枚900円ぐらいだとすると、予算は90000円と計上されます
この価格ならやろうかなと、、やる気が出ました
③色・柄を考える(イメージを膨らませて)
画像を切り貼りして、イメージすることもできます
<自分が施工した例>
15角のベージュを基調にブラウンを組み合わせました
<例2>
ベージュを30角にするとまた違った印象になります
<例3>
ホワイト基調にグレーをアクセントの例
<例4>
ホワイト基調にベージュをアクセントにした例です。
15角の方が30角よりも、すこしだけコストが抑えめです。
タイルの購入
イメージにあうタイルが決まったところで、購入する数については、何度かに分けて購入することをお勧めします。
ぴったりとはなかなかいかないものです。
私は少なくとも2回に分けて購入しました。
さあ、敷いてみよう
タイルを購入したら、敷いてみましょう。
私は一度に買わず、何回かに分けて購入ました。
詳しい手順はTOTOのHPで確認するのが一番でしょう
設置方法は⇒こちら
一気に敷いてしまうと、後で動かすのが大変ですので、初めからしっかりとした位置に敷くことを
オススメします。
私の場合は、
・模様の配置を間違って大変な目にあいました。
・隙間が空いていて、後で寄せるのを苦労しました
敷くこと自体は簡単です。
パッチンパッチンとはめるだけです。
TOTOのHPには、以下のように仮置きを進めています。
配置の間違いを未然に防げていいかと思います
TOTOのHPより抜粋
仮置きで配置の確認が出来たら、しっかりと固定するために、フックを「パチン」と音がするまで押し込めてください
我が家の施工例です。
<使用したタイル TOTO BASEAバーセア>
ベースにホワイトを使用しています。アクセントにブラウンを混ぜました。
端部処理について
<カットについて>
樹脂用のコンパクトなノコギリをオススメします。
木材用のノコギリが家にあるなら、代用は可能かもしれませんが、タイルの間をカットする場合、
隙間は小さいので作業性の良さから歯が薄くて、幅の小さいタイプが便利です。
検討してみてください。
ホームセンターで1500円ぐらいで樹脂用と書かれています。
TOTOのHPより抜粋
端部には、スロープをとりつけました。
フックが見えなくなるので、スッキリした感じになります。
強風が予想される場合、バルコニーの立ち上がり高さが10cm未満の場合は飛散防止材の
取り付けが必須です。
詳しくはこちら
次の場合にも有効です。
・タイルユニットの取り付けのパッチン部をカットするのが面倒な場合
・幅の調整に利用してしまう(5cmほど隙間が出来てしまう)
また、排水パイプ周辺は、5cm角タイプ※のものを切り取って、配置しました。
※現在は5cm角タイプのものは生産終了になっているようです
壁との隙間は少なからず出来てしまいます。
さらにぴったりさせたい場合は調整材を使用するといいかもしれません。
TOTOのHPより抜粋
さあ、トライしてみてください!
<フックのカットの例>
施工一年後
早いもので施工して1年が経ちました。
さすがに何もやっていないので、土埃で汚れてきました。
小さいゴミは、隙間から下に落ちて見えなくなるので、何も無いよりはよほど綺麗に見えるかも
一年経った感想としては、飽きがこないので悪くないです。
ウッドデッキは1年経ったら、結構痛むんでしょうか。
タイルはまったく痛んでいる様子はないです。
ただ、もう少し明るい色でも良かったかな、と思ってます。
タイルの大きさについては、4分割メインでまずまず。
そろそろ掃除して、綺麗になったらまた報告します。
洗浄してみる
設置したバーセアも早1年以上が経過。
そろそろ汚れも目立ち、洗浄してみることにしました。
<必要なもの>
・デッキブラシ
・水を流せるもの(我が家ではじょうろ)
シンクがベランダにあると最高ですね。
特に洗剤は使用せず。
結構、汚れは落ちます。
とってもすっきりしました。
簡単なので、気になる汚れは天気のいい日にさっと洗い流してしてみてください。
施工二年後
施工して早2年以上が経ちましたが、問題はありません。
ただ、植物を置いてあることもあって、土で汚れやすいようです。
1年に何度かは洗浄したいものです。
天気もいいことですし、洗浄してみました。
デッキブラシで軽くこするだけでOK。
すっきり綺麗になります。
乾いた後の状態